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化粧品成分用途解説
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エステル
エステル
酸とアルコールとから水を分離し、縮合してできる化合物の総称です。加水分解の逆の現象で、自然にも起こることです。脂肪酸とグリセリンとのエステル(グリセリド)は、油脂として動植物に広く存在しています。
油に溶ける性質と水に溶ける両方の性質が多少なりともあります。つまり大なり小なり界面活性(油と水を混ぜる乳化性や洗浄性)を持っています。
比較的分子量の小さいエステルは、芳香をもつものが多く、人工果実香料の原料となります。