化粧品成分用語辞典TOP >
あ行:化粧品成分
>
エイジツエキス
エイジツエキス
エイジツエキスは、野性のバラ科の植物のノイバラやその近縁種から取られるエキスです。
ノイバラの果実(偽果)を日干しにしたものを生薬名で「営実」といいます。その乾燥粉末からアルコールや精製水、またはそれらの混合液を用いて室温で抽出します
営実の煎汁を患部に塗ると、おでき、にきび、腫れ物に効果があるといわれていて、化粧品成分に利用されています。
皮膚の保護作用、収れん作用、抗酸化性、美白性、保湿性、皮膚細胞の活性効果を持ちます。
成分として含まれるフラボノイド類には、活性酸素に紫外線を照射したときに生じるヒドロキシラジカルなどを消去する抗酸化作用があることがわかっています。
成分にクエルセチン、ムルチフロリンAなどのフラボノイド類、リコピン、ビタミン類などを含みます。
黄褐色の透明な液体で、わずかに特異臭があります。アレルギーの報告があります。