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コーン油
コーン油
コーン油はイネ科の植物のトウモロコシの種子から分離した胚芽部分(コーンジャーム)からとれる油脂です。
化粧品には、保護剤、乳化剤、ヘアコンディショニング剤やクリームなどの油性成分として用いられます。皮膚表面に保護膜を作り、皮膚の乾燥を防いだり、メイクアップ製品の伸びをよくするためや、頭髪用化粧品にしなやかでつやのある毛髪にする目的で配合されます。ファンデーションや、オイル類にも使われます。
主成分はリノール酸、オレイン酸、パルチミン酸などの脂肪酸で不飽和脂肪酸が多く含まれています。
ほかにリン脂質、トコフェロール(ビタミンE)、ステロールなどの主要成分が他の油脂に比べて多く存在します。糖分、ビタミンB群、その他ミネラルも豊富に含んでいます。
淡黄色の液体のオイルです。