化粧品成分用語辞典TOP >
か行:化粧品成分
>
コレステロール
コレステロール
コレステロールは哺乳動物の組織中に広く存在している代表的なステロール(ステロイド系のアルコール脂質)です。
脂質なので水には溶けませんが、水を抱え込む性質があります。オイルには良く溶けます。皮膚分泌物中にも含まれており、皮膚への浸透性があります。
コレステロールは化粧品成分としては油剤、エモリエント剤、皮膚コンディショニング剤、乳化剤、親油性増粘剤として使われています。保湿効果もあり、表皮にやわらかい膜を作り、肌にハリを与えキメを整えます。
化粧水、乳液、クリーム、美容液、基礎化粧品、ファンデーション、養毛剤に使われます。
生成したものは白色の光沢のある粒上の結晶です。