サポニン

サポニンとは、シャボン玉のシャボンと語源は同じ「泡立つ」という意味があり、植物界に広く分布する一次代謝産物(アミノ酸、脂肪酸、ブドウ糖)が複合して出来る二次代謝産物で、渋み、苦み、えぐみといった不快味の原因ともなる成分です。

サポニンには、分子の中に水になじむ部分(親水性)と油になじむ部分(疎水性)とが共存しているため、石鹸と同じように油を溶かし、水で洗浄できる界面活性作用があります。

また、抗菌作用・殺菌作用・去痰作用・抗炎症作用などがあり、古くから身近で親しまれてきました。

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