化粧品成分用語辞典TOP >  さ行:化粧品成分  >  ショウキョウエキス

ショウキョウエキス

 ショウガの根茎を乾燥させた「ショウキョウ」から取られるエキスです。ショウキョウエキス、油溶性ショウキョウエキス、ショウキョウチンキなどの種類があります。

 抗菌、皮膚刺激、抗酸化性作用を持ちます。皮膚コンディショニング剤、止痒剤にも使われます。血行促進効果があり、育毛やくすみ防止を目的とした化粧品に配合されます。皮膚細胞の活性化により加齢の症状に負けない肌を作る目的にも適しています。

 化粧水、石けん、パックなどの基礎化粧品、シャンプー、リンス、育毛料などの頭髪用化粧品に使われます。

 カンフェン等の精油成分や、辛味成分のジンギベロールを含みます。黄色~褐色の透明液体で特異臭があります。

 ショウキョウチンキは根茎中の可溶成分をエタノールで浸出したチンキ剤です。刺激があるためほかのチンキ剤とあわせて1%以下に配合量が規制されています。(ネガティブリスト)

 旧指定成分です。アレルギーの報告があります。

このページの先頭へ